教養

今こそ「お金の教養」を身につけなさい 菅下清廣

菅下清廣さん

 ウォール街での経験を生かした独自の着眼点でイベント・相場を先読みし、 日本と世界経済の未来を次々と的中させ、「経済の千里眼」の異名も持つ凄い方。教養を学ぶのにとてもよい書籍を読んだので紹介します。

37のルールより(抜粋)

  • 自分の人的資産に投資せよ。お金を得るには能力が必要だから。
  • 心の豊かさは間接的であれ能力向上につながる。
  • 頭と心が豊かになると感じるものには積極的に投資する。
  • 失敗のリスクを負ってでも、勉強や投資をする。
  • 金融、経済、投資のリテラシーを学ぶこと。
  • 広く浅く情報収集する。重要な情報は小さなところにある。
  • お金の増やし方は自分で行動して体得すること。
  • お金は溜めっぱなしにしない。投資せよ。樽に小銭を貯めててもダメ。
  • エンジェルと逆張り。リスク5割でも自分を信じて投資する。
  • お金持ちは物の見方が違う。長期的な視点、幅広い視点。
  • かすり傷は何度負ってもいいけど、致命傷は負うな。投資の上限は資産の1/3まで。
  • お金を貯めるのにも情熱は必要。
  • 米国の優秀なサラリーマンは朝ジョギングしてから出社する。
  • タバコ、お酒、肥満、これらは売り気配であり、未来はない。
  • 自分の時間をいかに主体的に使ったか?
  • 90%の人は、毎日をなんとなく過ごす。明確な目標をもって投資する。
  • 早起きは成功するための必須条件。
  • 自分の人生にプラスになる勉強をすることで、自分の価値は上がる。
  • 売り買い休む。時には休むこと。
  • 今自分がいる業界・会社が、本当に一番稼げる場所なのか?
  • どんな職業の人であっても、金融・経済・投資に関する知識と経験を積んでない人は、お金を稼ぐことができない。なぜなら、世界の経済が、それら能力がある人が稼げるような方向にどんどん進んでいるため。
  • ものづくりの時代からサービス産業の時代に。サービス大国とは知恵のある人がお金を稼ぐ時代。ここでいう知恵とは、金融、経済、投資の知恵。投資頭脳とは創意工夫。
  • ネットを活用して自分の人生を豊かにする。ネット頭脳を持つこと。
  • お金持ちへの道のりは本の上で歩むことはできない。大いに実践して大いに失敗すること。
  • たとえデフレでも過去のしがらみから解放された新しい発想の持ち主は儲けることができる。
  • 海外から日本を見る視点を持つのは非常に大事なこと。
  • 人の3倍働くこと、人の3倍情報をもつこと、人の3倍努力すること。金融、経済、投資の本を読んで、お金の流れを知ること。
  • 過去を知ることは、今を知り、未来を予測することを助ける。過去を知り未来を予測する能力を投資頭脳と呼ぶ。
  • 投資頭脳のある人は、加工情報よりも生鮮情報を大切にする。生鮮情報とは、特定のエコノミストや政治家などの生の声を反映したもの。
  • 映画や美術などに触れ、感性で物を見る、感性が反応するトレーニングをすること。想像力はメンテナンスしないと錆びる。
  • お金持ちは損切りするのが早い。
  • 何歳になっても勉強を続けること。

学べること

 労働収入(足し算)。貯金ができてきたら、学校では教えてくれない金融、経済、投資の勉強をしましょう。そして実際に投資をコアサテライト戦略で始めてみましょう。サテライトの領域では個別株などに挑戦してみると金融と経済のリテラシーを実体験から高めれます。手損切りを早めにして、かすり傷を負いながらも、致命傷を負わないための投資頭脳(掛け算)を磨いていきましょう。

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