道を開く 松下幸之助

道を開く <自信を失ったときに>

パナソニック創業者でありPHP研究所創設者の松下幸之助の思考を吸収する。

全11章のうち、「自信を失ったときに」の章より。

学んだこと

・転んでもただ起きぬの心構えが大事。一度転んだのなら、そのときに気づくこと。

・100のことを行なって1つだけが成ったとしたとする。どちらに目を向けるか?1つに希望を持つか、99に失望するか。失敗成功の分かれ目がこんなところにある。

・紙一重の物の見方の違いから、賢と愚、成功と失敗、繁栄と貧困の別が生まれてくる。

・持てもしない絶対の確信に酔うよりも謙虚に歩むほうが、我も他人も傷つくことが少なくて結局は最良の道になる。

・困難や苦難は、その苦難に負けず何とかせねばの思いに溢れて人一倍の知恵を絞り、人一倍の働きを積み重ねた結果、苦難なき凡凡より、大きな繁栄を築く。

・懸命な思いこそ、起伏があろうと、坦々としていようと、ともかくもわが道を照らす大事な灯なのである。

・心が窮屈では自由自在を失う。いつまでも1つに執着して我と我が身を縛っていては身動きが取れなくなる。窮屈を避け、伸び伸びとした心で、物を見、考えること。

・成功者は、一歩一歩地道に積み重ねてきた着実な成果を表している。それがものの道理。この道理を外れた望みを持つことは欲深く失敗のもとである。

・一人の知恵で歩まないこと。「見ることひろければ迷わず。聴くこと聡ければ惑わず」

・悲嘆の中から、人は初めて人生の深さを知り、窮境煮立って、初めて世間の味わいを学びとることができる。窮境に立つということは、身を持って知る尊いチャンス。得難い体得の機会。そう考えれば、苦しい中にも勇気が出る。

・日本と世界を思う高い立場で自由闊達の道を歩もう。

虚勢を張ることなく、ありのままの素直で謙虚でいることが自信に繋がると理解しました。ありがとうございます。勉強になりました。

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