この記事について
この記事の対象読者
- リスクが怖くてまだ投資を初めてない方。
この記事から得られること
- 90%以上の方で推奨される王道の投資手法について理解できる。
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著者
色んな物事の本質を、わかりやすく解説してくれる作家。早稲田大学第一文学部卒業。元・宝島社の編集者で雑誌『宝島30』2代目編集長。日本経済新聞で連載を持っていた。海外投資を楽しむ会創設メンバーの一人。投資や経済に関するフィクション・ノンフィクションの両方を手がける。2010年以降は社会批評や人生論の著作も執筆している。
公式BLOG
https://www.tachibana-akira.com
書籍の内容(ダイジェスト)
- 株式投資の本質はギャンブル。ただし世界で最も魅力的なギャンブル。
- 資本主義は差異(空間、時間)から利潤を生み出す原理。
- ケインズは短期の株式投資とは美人コンテストと同じ。自分がどう思っているかは関係ない。他人の予想を予想するというゲーム。
- 市場のスピードに比べて国家はあまりにも鈍重。
- 宝くじは無知な人間に課せられた第二の税金。
- 売買の間隔を極端に短くすれば、GDPや失業率や業績予想など株価を動かす様々な要素の影響は消え去り、市場に参加するプレイヤーの思惑だけが残る。
- 短期投資はゼロサムゲーム。短期投資に参加した人の7割以上が1年後には全ての資産を失って去っていく。
- 伝説のトレーダーたちはマーケットに隠された歪みを日々のトレードの中で発見していった。
- 投資家のする仕事は損をする事である。
- 美味しい話はあなたのところまで回ってこない。
- 株式市場とは、損を薄く広く分散させるためのシステム。
- 損を限定的にすることでを冒険的にする。
- 株式の価値は、その会社が将来にわたって生み出す全ての利益を現在価値に換算したもの。お金の価値は未来になるほと小さくなっていく。
- 現在価値は、金利が高いほと安くなり金利が低いほど高くなる。
- 株式投資は、1株利益を予想するゲームなのだ。
- 企業の本質的価値を無視して売買するテクニカル派がいなければ、ファンダメンタルズ派の投資は成立せず、企業の収益予測によって株価が動かなければテクニカル派のゲームは始まらない。
- 富を創造するには、他人より先に市場の歪みを見つけるしかない。
- バフェットがアナリストを嫌う理由は、彼らが投資家に損をさせているから。彼らの予測が全然あたらないから。
- インデックスファンドに投資しなさい。
- リスクとは損する可能性であると同時に儲かる可能性でもある。
- 資本主義は自己増殖のシステムなので、長期的には市場は拡大し株価は上昇する。
- 金融商品の多くはカモからぼったくることを目的に作られている。
- 誰かが得をすれば誰かが損をする。
- 確実に損をする方法はいくらでもある。金融リテラシーは、投資家が身を守るための唯一にして最大の武器。
- 最大の資産はあなた自身。
- 経済学的に最も正しい投資法とは、世界市場全体に投資すること。
- 為替リスクは、為替先物や為替予約を使ってほぼ完全に回避することができる。
- 金融資産の85%を外貨建てで運用しなければならない。
まとめと今後のアクション
金融と経済のリテラシーをしっかり学んで投資をする際に不安を解消するには本書はお勧めです。インデックス投資の発明は、株式投資を民主化したと言われています。リスクはリターンの源泉。投資なので短期的にはリスクはありますが、長期ドルコストコ&インデックス投資手法の場合、そのリスクは限りなく0に近づきます。なぜならば、長期ドルコストコ&インデックス投資手法のは、株式市場そのもの成長に投資する手法であり、株式市場そのものは経済の成長とあわせて成長していくためです。
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