この記事について
この記事の対象読者
- 人間関係に悩まれている全ての方。
- 転職する勇気だなかなか持てない方。
この記事から得られること
- 自分軸で生きる幸せな状態を取り戻す。
- 転職する勇気が持てる。(6章が秀逸)
あらまし
人間関係でとても悩んでいた時に、これを読んで、すっと楽になりました。本書籍は心理学のダイアー博士の世界的名著で、究極的には、他人の自分に対する評価を自分ではコントロールできない、自分でコントロールできることは、他人の評価に対する自分の態度だけ、そして、幸せになるためには、他人の価値観では無く、自分の価値観に従って生きること、自分で自分を認めること、自分を愛することの大切さが、分かりやすく書かれています。
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内容(ダイジェスト)
1章 気の力:ここから一歩進む勇気
- 自分の人生を存分に楽しめ
- 生きよ、己自信たれ、楽しめ、愛せ。
- 誰のものでもない自分自身の人生なのだ。自分のやりたいように生きることだ。
- その瞬間を費やす価値のあることのために一瞬一瞬を生きているのなら、そういう人こそ知的な人。
- 知的な人々が神経をすり減らすことがないのは、彼らが主体的な態度をとっているからである。
- 感情はものごとへの1つの反応としてみずから選び取るものである。
- 感情は自分の力ではどうすることもできないという考え方は論理的に破綻している。
- 私の感情は私の思考から生まれる。
- 周りの人間やものが自分を不幸にするのではない。自分で自分を不幸にするのだ。
- 彼が自分自身の考えよりも他人の考えの方が大切だと確信していることである。
- 幸福を選ぶ、少なくとも人生のいついかなる時でも不幸を選ばない。
- 自分にとってまったく重要ではない人間のために心が動揺するほど自分は安い人間ではない。
- 金縛りとは重症、軽症に関わらず、自分の望むレベルで自分が機能してない状態。
- 金縛りと戦う1つの方法は、今を生きるように心がけることである。
- 感覚と研ぎ澄まし一瞬一周を受け止め、過ぎ去った過去やいずれ訪れる未来にはそっぽを向くことだ。
- つらい気持ちになるのは、たいてい自分が(やるべきことを)やらなかったことのせいである。
- 成長心が人間の器を大きくする。生きていることの唯一の証拠が成長。
- モチベーションは自分に不足しているものを補おうとする必要性より、むしろ成長しようとする欲求から生じる。
- 成長の動機づけは、自分の生命力を使ってより大きな幸福を求めることである。
- 成長をモチベーションの目的として選択すれば、必然的に人生の今という瞬間を全て自分で支配できるようになる。
2章 自分の価値:どんな幸せでも自分で選べる
- 過小評価という名の病には、自己愛の大量服用が効果的。
- 幸福を得たいと思うなら自分を愛することを学ばなければならない。
- 自分の価値は自分自身が決めるもの。
- 自分は存在している。自分は人間である。それだけで十分。
- 自分の体を嫌うのは、自分自身を人間として受け入れてないということ。
- 現実を変えるか、見方をかえるか。選択肢は2つだけ。
- 幸福になるほど人は知的になる。
- 自己否定を習慣化してないか?
- 体を動かす。外に出る。
- 自分に全幅の信頼を置けば、他人の承認といったことで自分の価値を測る必要はない。
3章 自立と自尊の精神:もっとわかままに生きていい
- 自分自身を認め、他人の評価がなくてもぶれない自分になるには、とりもなおさず他人の支配から遠ざかることである。
- 自分の身近にいる大勢の人を理解する必要はない。他人が自分と違っていても構わない。
4章 きのうの自分を超える:でいない理由を探すな
- 自分自身が自分にするレッテルが成長を阻む。
- なぜ自分が変わろうとせず、変わることを考えようともしないのか、その言い訳である。
- 全く今のままの自分でいようとするのは、死にも等しい選択。
5章 今が最高のチャンス:過去にとらわれない人の強さ
- 人間の一生で最も無益な感情は、後悔と不安。
- 今を生きずに、後悔と不安に思考をとられた金縛りの状態になる罠を避けること。
- 自責の念を利用してあなたを操ろうとする人たちには、いくら失意を表されても、自分はそれに翻弄されたりしないとはっきり言うこと。
6章 自分の知らない世界:失敗を土台に成功する
- 多くの人は安全に関するエキスパート。未知なるものを避け、常に自分はどこへ行こうとしているのか?
- 多くの人は、好奇心よりは慎重さを、冒険よりは安全を推奨するよくない傾向がある。
- 最も美しい経験は神秘的な体験(未知の経験)である。それこそがあらゆる芸術と化学の芯の源なのだ。
- それなのに多くの人は、未知を危険視している。
- これに対して、優れた人は、他の人があえて踏み込もうとしなかった領域をみずから進んで巡り歩いた。
- 自分のやることなすことに理由はいらない。理由をつけたがる気持ちが強いとなかなか心を開いたし成長したりしにくくなる。
- 一日を単に1万回繰り返していないか?
- 柔軟性のない人は成長しない。いつも通りの同じやり方でものごとを片付けるだけ。気心の知れた人、つまり自分と同類の人間と一緒にいるほうが楽だし安全だと思っている。
- 新しいことを実行していること自体、成功することよりもずっと大切。
- 自分とは違うタイプの人に多く会えば会うほど、今まで自分がどれほど損をしていたか、自分の恐怖心がどれほど愚かなものっだったか、よくわかるだろう。
- 未知の世界を恐れるという誤った生き方はやめよう。
7章 状況打開の柔軟思考:なぜ他人の評価が気になるのか
- 社会常識の外に真理がある。
- 今、自分を不快にさせている原因は自分以外の人のせいだ思うならば、外に自分を委ねている証拠。
- 自分の感情に対しては自分で責任を取る。
- 自分をコントロールする拠点を、外から自分の内側へ移す。どんな気持ちを味わっても、その気持ちに対する責任は自分で引き受ける。
- 人と話すときに他人を話題の中心にすることをやめる。
8章 けじめの行動学:1日、1年、1生を忙しく生きる
- 物事(環境/状況/できごと)というのはおのずからよくなることはない。人生の問題が以前よりうまくいくようになるとしたら、それはあなたがそうしようと積極的に行動を起こしたからである。
- 行動よりも行動のほうが、はるかにその人となりをよく表す。
- 口だけの評論家になることは簡単だが実行するのは努力がいる。
- 退屈は無能の証。退屈するということはすなわち今ことのきを自分なりに豊かに過ごす能力がないということ。
9章 セルフコントロールの実践:怒る心から自分を解放する
- たいていの怒りは、世の中や自分の周囲の人間に今のような状態ではなく自分の望むような状態になってもらいたいと願う結果、生じる。
- 他人は、自分とは違ったふうに考え、行動する権利がある。
- 健康な人たちに共通して見られる特筆すべき特徴は、ユーモアを愛しているということ。
- 自分や自分の人生のことをあまりに思い詰めると、深刻に考えすぎることのばかばかしさを、客観的に気づくことができなくなる。
- 全然笑わないと言うのは心がおかしくなっている証拠である。
10章 充実人生へ:今を楽しみもっとシンプルに生きられる
- どんなときでも創造的に生きる。
- 自分を生かし持てる能力をあますこところなく発揮すること。自分の意思次第で完全に心の健康を手に入れることができる。
- ありのままの自分を受け入れる。
- 常に現在という時間を味わう。
- 自分のために生きる。自立心が強い。あらゆる人間関係で依存よりも自立の方が大切。
- 評論家でもなく不満やでもなく、行動する人であること。
- 自分自身を愛すること。
- 今いきていることがすなわち、幸福なのだ。
まとめと次のアクション
人間関係でとても悩んでいた当時の自分は、自分に対して攻撃的な他人と、理解し合うにはどうしたらいいのか?ってことをとても真剣に悩んでいました。攻撃を辞めてもらうために、自己開示をして、私には攻撃意思はないってことを、分かって欲しかったし、人は理解し合えると信じていました。本書を読んでから、他人に多くを期待しないようになれました。会社はみんなで共通のミッションに取り組むだけの関係。それ以上でもそれ以下でもない。悩むくらいなら、そのように考えてスッキリさせています。1度きりの人生、必要以上に人間関係で悩むのは辞めましょう。人生は、他人に迷惑かけずに自分の価値観に従って主体的に生きたほうが楽しいです。どうしても人間関係が苦しいなら、悩む時間のほうがもったいないので、異動するなり転職するのも建設的な選択です。
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