著者
ジェームス・アレン(1864-1912年)さん。人生哲学、成功哲学に関する作家で、その後の多くの自己啓発本の先駆者と言われている。
2冊目の著書で代表作であるAs a Man Thinketh(本書)は自己啓発書の原点であり、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに大きな影響を与えた。同書は約1世紀前の1902年に書かれた書物であるが現在も世界中で売れ続けている。聖書につぐロングセラーの一つと言われており[1]、日本でも50万部を超えるベストセラーである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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内容
全7章ですぐ読める内容なのですが、どの文章も自己啓発の本質的なことを説いてて、わかりやすい内容です。
- あなたのマインドが内面的にはあなたの性格を作り出し、外面的にはあなたの環境をつくりだしている。
- 自分を変えたかったら自分の考えをかえなさい。
- 世界を変えたかったら自分が変わりなさい。
- 正しい考え方をするようにたゆまぬ努力をし神のような思考を長年、抱き続ければ高貴な人格が生まれる。
- 人は自分の思考の主人であり、自分の人格の形成者である。
- 忍耐と実行、たゆまぬ努力をしたものだけが、「叡智の寺院の扉」から中に入ることを許される。
- 良い思考は良い果実を結び、悪い思考は悪い果実として結実する。
- 自分自身を変えるために血の滲むような努力を惜しまない人は、自分のハートが決めた目的を達成することに失敗することは絶対にない。
- 愚痴や陰口を言うのをやめ、自分の人生を司っている隠れた正義を探求しはじめたとき、私たちは真の人間として生き始める。
- 動物的な思いは自制のきかない飲酒や肉体的な生き方として具体化し、それが貧しさや病気がちな環境として姿を表す。
- 何事も決められない思いは、弱々しく、臆病で、友順普段な生き方として具体化する。
- 歩みはいかに遅くとも、我慢強くあれ。
- 強くてきよらかで幸せな思いは、活力に満ちた美しい肉体を作り上げる。
- あなたを取り巻く世界はあなた自身の心を映す万華鏡
- 悪意、羨望、怒り、不安、失望は肉体から健康と美しさを奪う
- 喜びと善意と穏やかな思いを心に十分に満たすことに
- 美しい思いは、どんな医者よりも上手に肉体から病気を一掃します。
- 思考の力を、自分が定めた目標に集中しなければなりません。
- 自己抑制と思考を集中させる力。今目の前にある自分の仕事に集中。
- 思考が1箇所に集中して磨かれ、決断力とエネルギーが開発される。
- 強さは持続的な訓練によってのみ開発される。
- 努力を重ね、忍耐に忍耐をかさねて、ますます強力な力を発揮できる。
- 目標のない弱々しい漂流者であることをやめ、人生の目標をもって考え始めると強い人間の仲間入りをする。
- 自己コントロール無くしては、いかなる進歩も成功もありません。私たちのこの世的な成功は、自分の混乱した動物的な欲望を抑制し、自分の計画の進展に心を注ぎ、自分に自信を持ち、自分の決意をいかに強く保てるかにかかっている。
- 動物的な欲望、怠け心、不純な思い、不正、そして混乱した思考によって人は堕落します。
- 求めよ、さらば、与えられん。
まとめと次のアクション
自分の人生は自分の責任である。環境や他人のせいにしてるあいだは成長しない。そして、成長の先に成功(独立不覊)がある。急に強くはなれないから流されてしまうこともあると思います。その度に、正しい思考に戻すために読み返す本です。まだ読まれてない方は是非読んでみてください。人生が変わり始める名著です。
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独立不覊を目指す具体的な思考へ
思考から具体的行動へ